ytekiの小言(^^)

【簡単】新ルルとルルアタックどう違う?

季節の変わり目は風邪をひきやすいものです。風邪には風邪薬と使うと思いますが、今回はその風邪薬の一つであるルルについて書いてみたいと思います。ルルですが、新ルルとルルアタックがあり、さらに新ルルにはAゴールドDX、Aゴールドs、A錠s、ルルアタックには、EX、FX、NX、TRがあります。種類が多いので中身(成分)がどう違うか見ていきたいと思います。

使われている成分

新ルルとルルアタックを合わせると含まれている成分の種類がかなり豊富となっています。少し長くなりますが、成分を書いていきたいと思います。

頭痛(痛み)・熱に対する成分

アセトアミノフェン

痛みにも効きますが、どちらかというと解熱剤として効果を発揮する成分です

イブプロフェン

熱にも効きますが、どちらかというと痛みに効果が期待できます。

ここでは熱ならアセトアミノフェン、痛みならイブプロフェンですね。

イソプロピルアンチピリン

個人的にはイブプロフェンより痛みに対しては効果が低いのではないかと思っています。また単体で痛み止めや解熱剤として使われることは少なく、他の成分と一緒というイメージです。そしてなによりピリン系にアレルギーが出ている方は注意となります。

因みにこの成分が含まれている鎮痛剤はセデスハイとなります。

無水カフェイン

皆さんもご存知の通りのカフェインで、興奮作用を持っており頭がすっきりしない状態を改善したり、他の薬の作用を助けるような働きがあります。

ショウキョウ末

血行を良くして、発汗を促し解熱作用をもたらす。

咳を抑える成分

ジヒドロコデインリン酸塩

延髄にある咳中枢に作用して咳を抑えます。ジヒドロコデインリン酸塩は非麻薬性の鎮咳成分より鎮咳効果が強いですが、その一方で便秘や眠気、めまいなどの副作用が出ることもあります。

ノスカピン

非麻薬性の鎮咳成分となっており、鎮咳作用はマイルド。

チぺピジンヒベンズ酸塩

非麻薬性の鎮咳成分で去痰作用(痰を切りやすくする作用)も持っているのが特徴である。

デキストロメトルファン

非麻薬性の鎮咳成分となっており、医療現場では使用頻度が高い咳止めとなっている。

dl-メチルエフェドリン

上記の咳止めと少し異なり、気管支に作用して、気管支が狭くなって起きている咳に効果的です。

 

咳止めに関しては下記のブログもご参考にしてください。

www.ytekiblog.com

痰を抑える成分

ブロムヘキシン

気道粘液を調整、痰が絡んだりするときに感じるネバネバを正常化するイメージです。それで痰を出しやすくします。

グアヤコールスルホン酸

こちらも痰の粘稠度を低下させて、痰を出しやすくします。医療現場ではブロムヘキシンのほうが使われます。

鼻水・鼻詰まりを抑える成分

d-クロルフェニラミンマレイン酸

ヒスタミン(アレルギーを抑える)といって鼻水を抑える効果があります。ただ、こちらは眠気が出ることがあるので注意が必要となります。

※クロルフェニラミンには抗コリン作用があり、抗コリン薬が基本NGと言われている排尿障害関連の疾患や緑内障(種類による)をお持ちの方はご注意ください。

クレマスチンフマル酸塩

こちらも抗ヒスタミンとなっており、鼻水を抑えます。クレマスチンフマル酸塩の特徴としては、クロルフェニラミンより作用が強く、持続時間もあるが、その分眠気等の副作用も強いと言われています。

※クレマスチンフマル酸にも抗コリン作用があり、抗コリン薬が基本NGと言われている排尿障害関連の疾患や緑内障(種類による)をお持ちの方はご注意ください。

ヨウ化イソプロパミド・ベラドンナアルカロイド

抗コリンと言いますが、こちらも鼻水を抑える効果があります。こちらに関しては、ごくまれに口の渇きや排尿障害などが出る可能性があります。

※抗コリン薬が基本NGと言われている排尿障害関連の疾患や緑内障(種類による)をお持ちの方はご注意ください。

喉の炎症を抑える成分

トラネキサム酸

喉の炎症を抑えます。

その他

グリチルレチン酸

炎症を抑え

新ルルAの違い

一覧でまとめると下記のようになります。

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新ルルAゴールドDX、新ルルAゴールドs、新ルルA錠sがありほとんど似ている構成となっています。

新ルルAは全て痛み・熱の成分がアセトアミノフェンとなっておりますので、どちらかというと熱に重点を置いているかと思います。

(痛みを考えるのであれば、ルルアタックが良いかと思います。)

新ルルA錠sを基準に考えると、

新ルルAゴールドsは去痰成分が変わり、さらにベラドンナアルカロイドも追加され痰や鼻水に対する効果が高まっています。

続いて、新ルルAゴールドsを基準に考えると

新ルルAゴールドDXはトラネキサム酸が追加されており、喉の炎症を抑える効果が追加されています。その一方で、ノスカピンがなくなっており、少し咳に対する効果は下がるかと思います。

 

鼻、痰の症状がなければ・・・新ルルA錠s

鼻、痰の症状が出てくれば・・・新ルルAゴールドs

さらに喉の症状が出てくれば・・・新ルルAゴールドDX(少し鎮咳は下がるが)

ルルアタックの違い

一覧でまとめると下記のようになります。

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成分の種類が多くて正直困りますね。。。

ルルアタックEX

新ルルAゴールドDXの痛み(頭痛や喉の痛み)に対する効果を強化した形かなと思います。

痛み・熱の成分はアセトアミノフェンからイブプロフェンに変わっており、トラネキサム酸も増量しています。その一方でベラドンナアルカロイドが減っているので、アレルギーに対しては少し新ルルAゴールドDXより効果は下がるかと思います。

ルルアタックNX

ルルアタックEXに漢方薬による解熱効果を追加、さらにベラドンナアルカロイドも追加して鼻水効果も高めています。その一方でトラネキサム酸が抜けているので、喉への効果が下がる形となります。

ルルアタックFX

この商品は主に熱に対するものかと思います。咳に関しては、麻薬性のジヒドロコデインリン酸塩の代わりにノスカピンとチぺピジンヒベンズ酸塩で対応となっております。

痰に関してはチぺピジンヒベンズ酸塩の去痰作用となるかと思います。

※ピリン系にアレルギーが出ている方は注意となります。

ルルアタックTR

これまでに紹介していたルルの中では一番痛みに効果がある構成となっております。

咳(乾いた咳)も鼻水にも効果はありますが、去痰成分やビタミン類が入っていません。

【簡単】ベンザブロックは色でどう違う?

     

風邪薬の一つであるベンザブロックですが、

色の違い(黄、銀、青)で症状別にしていますが、実際に中身(成分)がどう違うか分かりやすく書いてみたいと思います。

使われている成分

ベンザブロック(黄、銀、青)に含まれている成分は下記の種類となっており、この成分の組み合わせで色が変わっております。

 

※これからご説明する成分の横に()で書かれているものは、その色のベンザブロックに入っていることを示しています。

頭痛(痛み)・熱に対する成分

アセトアミノフェン

痛みにも効きますが、どちらかというと解熱剤として効果を発揮する成分です

イブプロフェン

熱にも効きますが、どちらかというと痛みに効果が期待できます。

ここでは熱ならアセトアミノフェン、痛みならイブプロフェンですね。

無水カフェイン

皆さんもご存知の通りのカフェインで、興奮作用を持っており頭がすっきりしない状態を改善したり、他の薬の作用を助けるような働きがあります。

咳を抑える成分

ジヒドロコデインリン酸塩

延髄にある咳中枢に作用して咳を抑えます。

dl-メチルエフェドリン

気管支に作用して、気管支が狭くなって起きている咳に効果的です。

咳止めに関しては下記のブログもご参考にしてください。

www.ytekiblog.com

痰を抑える成分

L-カルボシステイン

医療用でも最も使用頻度が高いムコダインと同じ成分です。

気道粘液を調整、痰が絡んだりするときに感じるネバネバを正常化するイメージです。鼻水に関してもサラサラにする作用があります。

小さい子供の場合、鼻の調子がおかしいときにムコダインが出る理由は、鼻水の粘性を正常化させるためですね。

鼻水・鼻詰まりを抑える成分

d-クロルフェニラミンマレイン酸

ヒスタミン(アレルギーを抑える)といって鼻水を抑える効果があります。ただ、こちらは眠気が出ることがあるので注意が必要となります。

ヨウ化イソプロパミド

抗コリンと言いますが、こちらも鼻水を抑える効果があります。こちらに関しては、ごくまれに口の渇きや排尿障害などが出る可能性があります。

※抗コリン薬が基本NGと言われている排尿障害関連の疾患や緑内障(種類による)をお持ちの方はご注意ください。

塩酸プソイドエフェドリン

鼻粘膜にある血管を収縮させて、鼻詰まりを改善させます。

喉の炎症を抑える成分

トラネキサム酸

喉の炎症を抑えます。

商品(色)による違い

各成分の効果を書いてきましたが、一覧でまとめると下記のようになります。

※ベンザブロックの咳止めも念のため入れておきました。

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黄色のベンザ(ベンザブロックSプラス)

鼻からくる人は・・・

黄色いパッケージには、「鼻水・鼻づまりに」と表記されています。

  • 痛みや熱の成分が、アセトアミノフェンということから熱にはいいですが、痛みには少し物足りないかと思います。
  • 咳に関しては青のベンザと同じ成分になります。咳中枢に効くジヒドロコデインリン酸塩と気管支に効くメチルエフェドリンが入っています。
  • 「鼻づまりに」と書いてあったので、鼻の血管を収縮させる成分(塩酸プソイドエフェドリン)が入っていると思いきや、その成分は銀のベンザに入っていました!!ちょっとびっくり!!!黄色のベンザは抗コリンであるヨウ化イソプロパミドでした。

ということで・・・

 

熱:〇

痛み:△

咳:〇

痰:✕

鼻水:〇

鼻づまり:△

喉の炎症:〇

銀のベンザ(ベンザブロックLプラス)

のどからくる人は・・・

銀色のパッケージには、「のどの痛み・発熱に」と表記されています。

  • 痛みや熱の成分はイブプロフェンとなってますので、どちらかというというと痛みに効きますね。もちろん熱にも効きますが。
  • 咳に関しては咳中枢に効くジヒドロコデインのみですので、黄色や青に少し劣るかと思います。
  • カルボシステインが入っていますので痰にはいいですね。
  • そして塩酸プソイドエフェドリンが入っていますので、鼻づまりにいいと思います。黄色よりいいのではないかと個人的には思っています。

ということで・・・

 

熱:△

痛み:〇

咳:△

痰:〇

鼻水:△

鼻づまり:〇

喉の炎症:✕

青のベンザ(ベンザブロックIPプラス)

熱からくる人は・・・

青色のパッケージには、「発熱・さむけ、頭痛に」と表記されています。

  • 痛みや熱の成分はアセトアミノフェンイブプロフェンが両方入っていますので、パッケージ記載通り熱や痛みに効果的です。
  • 咳に関しては黄色のベンザと同じ成分になります。
  • 鼻水には抗ヒスタミンのクロルフェニラミンのみとなりますので、鼻づまりとかには少し効き目が物足りないと思います。

ということで・・・

 

熱:〇

痛み:〇

咳:〇

痰:✕

鼻水:△

鼻づまり:✕

喉の炎症:✕

ベンザブロックせき止め

成分から考えると下記のような形になるかと思います。

せき止めですので、咳、痰、喉にかなり有効ですね。

熱:✕

痛み:✕

咳:◎

痰:〇

鼻水:✕

鼻づまり:✕

喉の炎症:〇

まとめ

熱:①黄 青 

痛み:①銀 青 

咳:①ベンザブロックせき止め 青 

痰:①ベンザブロックせき止め

鼻水:①黄 銀 

鼻づまり:①銀 黄 

喉の炎症:①ベンザブロックせき止め 

 

風邪薬は正直成分の組み合わせになりますので、ご自身の症状に一番良さそうなものを購入してください。

 

必見!【水虫】市販薬どこが違うの?~ピロエース、ブテナロック、ラミシール、ダマリン、メンソレータム~

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これから夏にかけて増えてくるのが水虫ですね。

俺は、私は無関係と思う方もいるかもしれませんが、正直水虫はどこでもらうかわからないから厄介です。

気づかないうちに自分が水虫なんてこともあります。

そこで今日は水虫に使われる市販薬について書いていきます。

水虫の原因は菌

水虫の正式名称は「白癬(はくせん)」といって、カビの一種である白癬菌とよばれる菌が原因となります。

そして水虫が厄介なのは、皮膚の表面だけでなく、角質に入り込んでいるという点かと思います。

そのため

治療しにくいし、きちんと治療しないと再発しやすい

です。

水虫の治療は継続が必要

菌が角質に入っていることで、実はまだ治療しきれていないのに、治ったと思って治療を中止する方が多いかと思います。

角質に菌が残っている状態で、繁殖しやすい環境(清潔にしていない、むれやすい)が続くと再度症状が出てきます。

そのため、水虫の治療は基本1~2ヶ月は使い続けることが重要となっています。

症状がなくなると、薬を使うのが面倒に感じるかもしれませんが、根気強く継続使用をお願いします。

塗り方としても患部だけですとその周りに菌が潜んでいることもあるので、患部より少し広めに塗ることがお薦めです。

塗るタイミングとしては、一番患部が清潔になっているお風呂上りが効果的となります。

水虫に使われる主な成分

水虫の原因は菌となりますので、その菌に効く成分となります。

菌と言えば抗生剤と思うかもしれませんが、水虫の場合すこし異なりまして、単なる抗生剤ではなく抗真菌薬と言われるものが使われます。

真菌?というワードが出てきましたが、今回は詳しい説明は割愛しますが、

病原体にはウイルス、細菌、真菌があり、

それぞれ

ウイルス(インフルエンザ、ヘルペス)⇒抗ウイルス薬

細菌(ブドウ球菌大腸菌)⇒抗生剤

真菌(白癬菌カンジダ)⇒抗真菌薬

が使われます。

ですので、ウイルスに抗生剤使っても効きませんし、白癬菌(水虫)に抗生剤を使っても効きません。

※水虫の場合、細菌による化膿も併発していたりすると抗生剤をまず使うこともあるかと思います。

 

水虫に対する抗真菌薬として市販薬で使われているのが、

ラノコナゾール

ブテナフィン

テルビナフィン

になるかと思います。

 

菌に対して最小発育阻止濃度の違いなどが学会などで発表されているようですが、市販薬ではそこまで気にしなくていいかなと思います。

水虫に使われる市販薬

先ほどの成分が含まれている薬をいくつか挙げてみました。

とりあえず、ここに挙げているのは全て液剤としています。深い意味はないです。

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ピロエースZ液

抗真菌薬:ラノコナゾール

その他に、痒みを抑えるクロルフェニラミンやクロタミトン、炎症を抑えるグリチルレチン酸、爽快感を出すメントールが入っています。

ブテナロックVα液

抗真菌薬:ブテナフィン

その他にジブカインという局所麻酔薬が入っており痒みの感覚を抑えます。

さらにイソプロピルメチルフェノールが入っており、殺菌・消毒(真菌への効果でなくその他の雑菌)するのでにおいなどにも効果があります。

ラミシールプラス液

抗真菌薬:テルビナフィン

痒みを抑える成分はクロタミトンのみとなり、爽快感出すメントールがピロエースより入っている。

ダマリングランデX液

抗真菌薬:テルビナフィン

痒みを抑えるクロルフェニラミン、クロタミトンは入っていないが、局所麻酔であるリドカインが入っているので、痒みの感覚を抑える効果があります。

メンソレータムエクシブW液

抗真菌薬:テルビナフィン

メンソレータムの特徴としてはイソプロピルメチルフェノールが多めに入っているので、他の商品よりにおいとかに効果があると思います。こちらはパッケージとかから見ると女性をターゲットしているようですね。もちろん男性が使っても全く問題はありません。

 

抗真菌の成分を除外して考えれば、

 

すごくシンプルな組み合わせは、ラミシール

ラミシールよりすこし痒みに効果を重きを置きたいのであれば、ピロエース

とりあえずいろいろ入っているのが、ブテナロック

におい(雑菌)に一番いいのは、メンソレータム

ほかに雑菌に効くのは、ダマリンブテナロックより痒みには弱いかも)

 

みたいな感じかと思います。あくまでも個人の考えです。

軟膏、液剤、クリーム、スプレーの使い分け

ひび割れしている、ぐじゅぐじゅしている時は、スプレーや液剤は避けていただきたいと思いますが、それ以外であれば、どの剤形を使っても問題ないです。

垂れるのが嫌だとかであれば軟膏、クリーム

べとつくのが嫌だとかであれば液剤、スプレー

その他ご自身の基準があると思いますので、そちらに合った剤形を選択するのがよいと思います。

爪に水虫ができた場合

爪に水虫ができた場合、薬が皮膚に塗れないし、どうするのか。市販では、爪のきわに薬が届きやすいものは売っています。

ただし、爪の中となるとやはり病院になるかと思います。

病院では抗真菌薬の飲み薬、もしくは爪に塗るクレナフィンという薬になるかと思います。クレナフィンが発売されたときは、爪に塗るの?て驚いたのを今でも覚えています。

まとめ

・水虫の原因はカビ(真菌)の一種

・塗るタイミングはお風呂あがり

・患部より少し広めに塗る

・1ヶ月~2ヶ月は継続が必要

・とりあえずいろいろ入っているのが、ブテナロック

・におい(雑菌)に一番いいのは、メンソレータム(女性をターゲット)

・爪の中に水虫がある場合は病院へ

 

【外出自粛時におすすめ】我が家で使っている子供のおもちゃ

コロナウイルスによる緊急事態宣言で家で過ごす時間が本当に多くなりました。

 

我が家にはまだ小さい子がいるのですが、どうやって時間を過ごすかがかなり難問です。

そこで、今回は医療ではなく、我が家で子供がはまっているおもちゃについて書きたいと思います。

キラ ピカ いっしょにステージ ミュージックショー 

うちの子はこれをすごく使ってくれています。

大きさとしてはそんなに大きくなく、普通に本棚の上に置けるぐらいの幅となっています。

そして、脚の部分とピアノの部分が外せますので、外しています。

何故かと言いますと、ピアノが少し高くなっているので、登るんです!子供は少し高くなっているだけで登りたくなるみたいですね。

さらに、ピアノについているアンパンマンバイキンマンも外しています。くるくる動いていいのですが、その動きを無理やり止めようとするので、もう壊れそうで・・・。

もうアンパンマンのピアノである必要ないくらいですね。

 

でも、入っている曲は「アンパンマンマーチ」といったアンパンマンに関わる曲や「きらきら星」とか「もみじ」といった曲が入っており、子供は気に入ってます。

ピアノを弾いたり、音楽に合わせて踊ったりしています。

 

少し難点をいうのであれば、マイクのコードが短いことかなと思っています。

マイクは恐らく、付属の椅子に座ってピアノを弾きながら歌う想定だと思いますので、短めにはなっているのですが、音楽に合わせて立って歌いたいときはどうしてもコードが外れてしまいます。ですので、もう少し長くてもよかったかなと思っています。

 でも、子供たちも楽しんでいるので満足しています。

おふろでおえかき

これもかなり遊んでくれます。

実は近くの100均にも似たのがあったという、本数は少ないですが…ショック

お風呂なら最悪消えなくてもいいかなという思いで買いました。

 

壁に落書きという普段できないことですので、とりあえずテンションが高くなります。もう殴り書きですよね。

親としては書いた後もシャワーとかで消せるので安心です。

ただ、難点はたくさん書きすぎて1本が1日2日でなくなります。楽しいのはいいのですが、もう少し抑えめに書いてくれることを願ってます。 

白いわんぱくジム

これですね。

外に出れないけど体を動かさないと子供もストレスがたまりますので、室内でできるジャングルジム。

いろいろな形になるので、子供の成長に合わせて形を変えることができるのがいいですね。

これは、棒の部分が紙でできているので捨てる際に楽だなと思って購入しましたが、予想以上に負荷に強い感じがします。

少し難点は、負荷に強い分、組み立てに力が必要です。女性の場合、きついかもしれません。私も、一度組んだものを再度形を変えるために組みなおすときは一苦労です。

でも、子供は楽しく登って遊んでいます。

家が広ければアンパンマンのブランコが付いているのもいいなと思ってました。

【消毒】メタノールではなくエタノール!

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コロナウイルスで注目されている消毒液。

消毒液に使われている成分は

エタノール

です。

決してメタノールではありませんので、

あまりにエタノールが入手困難だからと言って、

決してメタノールでなんとかしようとは思わないでください。

メタ⇒タメ⇒ダメ!

エタノールはお酒

有機化学と言われる分野になるのですが、

エタノールエチルアルコールCH3CH2OH

メタノールメチルアルコール(CH3OH)

と言われます。

 

 

皆さんが飲んでいるお酒に含まれるのも、エタノールとなります。

つまり、お酒にも消毒液にも含まれるのはエタノールです。

映像でお酒を口に含んで、霧状に吹いて消毒しているシーンとかありますが、あれもあながち間違いではないと思います。ただし、お酒には糖分だったらいろいろな添加物が含まれていますので、お酒をそのまま消毒に使うのはどうかなと思います。そしてほとんどのお酒は消毒の効果を示すほどの濃度がないのでご注意ください。

 

ちなみに国が発表しているエタノールの濃度は70%以上(60%でも一定の消毒ができるらしいですが)となっています。

 

一般的なアルコール度数は、数パーセントですよね。。

全然足りん!

ということでお酒をそのまま消毒に使わないようにしてください。

 

エタノールメタノールの違い

再度書きますが

エタノールエチルアルコールCH3CH2OH

メタノールメチルアルコール(CH3OH)

と言われます。

 

そして体内でそれぞれが分解されると

エタノールアセトアルデヒド酢酸

メタノールホルムアルデヒドギ酸

となります。

 

(※因みに二日酔いの原因はアセトアルデヒドです。)

 

酢酸は皆さんもご存知のとおり、お酢です。お寿司とかにも使われますね。

一方でギ酸ですが、これは蟻酸とも書きますが、蟻(すべての蟻ではないそうです)が持っており、毒性が高く、視神経に影響が出ると言われています。

 

そして、エタノールメタノールはそれぞれ皮膚からも吸収されます。

 

野球選手が優勝した際に、ビールかけしますよね。

飲んでないのに酔っぱらっている選手いますよね。

あれはビールに含まれるエタノールが皮膚から吸収されたことによって生じています。

 

もしメタノールで同じことが起きたとしましょう。

メタノールが皮膚から吸収され、代謝され体内で毒性のあるギ酸が作られる、、

もちろん少量のメタノールでは起きるとは考えにくいですが、考えると怖いですね。

 

ですので、決してメタノールには手を出さない下さい!

 

酒造が動いた

お酒を造っている富山の若鶴酒造がアルコール度数77%の高濃度エタノール「砺波野(となみの)スピリット77」を作ったとか。

さすがです。。

上記でお話しましたように、お酒に含まれる成分は消毒と同じエタノールですので、可能と言えば可能だと思ったのですが、まさか本当にやるとは思っていませんでした。

ちなみに今は不定期販売のようですので、あまり酒造で働いている方には迷惑のならないようにご注意ください。

 

今こそヘルスリテラシーの向上を

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私がこのブログを書いている理由の一つが、

私の医療知識が 

皆さんのヘルスリテラシー向上の一助になれば

という思いです。

 

ヘルスリテラシーとは何かですが、

すごく簡単にいうと、

自分で健康に関する情報を集め、理解し、活用する能力

かなと思います。

 

というのも最近ではコロナウイルスによって、医療崩壊が起きると言われていますが、コロナウイルスが流行る前から、違う意味で医療が崩れるのではないかと個人的には思っていました。

それが医師(先生)の長時間労働です。

正直、医師の労働時間は半端ないと思います。

それに対して国も、医師の負担を減らすべく他職種へのタスクシフトなども提唱し始めています。(医師が行っている業務で他職種ができる業務を移行することです)

 

もちろん、タスクシフトも大事だとは思いますが、私個人的には一番医師の負担を減らせるのは医療機関の不要な受診を減らすことだと思っています。

医療現場で働いていた時に、正直これ病院にかからなくても何とかなるのではないかと思う患者さんも多かったです。もちろん、ご本人にとってはとてもつらいことだとは思うのですが。でも、その不要な受診により、医師の業務がどんどん積み重なっていきます。つまり、そういった受診数を減らすことが、医師の負担を減らし、医療を保つことにつながるのではないかと考えています。

そして、国民皆保険の維持にもつながります。

 

ですので、自分でも対処できそうなものに関しては、ご自身で対応していただくことがいいのではなないかと思います。医療機関にかかる時間や労力、余計なウイルスを貰わなくて済みますし。

 

そこで、出てくるのが国が以前からずっと言っている、

セルフメディケーションかと思います。

 

でも、医療従事者でもない方がなんらかの症状が出たときに、どう対処していいかなんてわからないと思います。花粉症は分かりやすいので対処している方は多いと思いますが。(私も専門外のことは正直どう対処していいかはわからないこともあります)

 

そういった時こそ、私はドラックストアの薬剤師をもっと利用していただくことがいいのではないかと思っています。

他の記事でも書いたのですが、私はドラックストアの薬剤師が一番身近にいる医療従事者だと思っていますので。もちろん、登録販売員もいいと思います。登録販売員もきちんと認められている資格保有者です。

www.ytekiblog.com

ドラックストアの薬剤師を活用して、是非セルフメディケーションを実施してみてください。

 

ではそう言っている、私はというと、、、

ドラックストアの薬剤師ではなく、ましてや現在医療従事者でもないです。

 

そんな私でもできることと言えば、自分の医療知識で情報を発信することかなと思っています。正直それぐらいしかできないです。

私が発信している情報が皆さんのヘルスリテラシー向上の一助となればと願っています。そして、コロナによるものだけではなく、今後の日本における医療の維持に繋がればと思っています(かなり大それたことですが・・・)。

 

 

【肩こり】市販薬での対応法?病院に行った場合は?

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今日は皆さんが一度は悩まされたことのある肩こりについて書きたいと思います。

私のブログではこれまでに飲み薬の痛み止め、貼り薬にについて書きましたので、それも含めた形になりますが、少しでも皆さんの症状の緩和につながればと思います。

 

肩こりの原因とかは書きませんので、早速本題に入りたいと思います。

 

肩こりの対処法

肩こりの対処法としては主に下記の通りかと思います。

・ストレッチ

・マッサージ

・市販薬(飲み薬、貼り薬、塗り薬)

・病院への受診

 

正直、早々に治すのであれば市販薬に頼るのがいいのではないかなと思っています。

かなりひどい方は病院に受診するのもありだとは思いますが、何度も病院には行ってられないと思いますので、そのあたりが少しネックになるかと思います。

もちろん薬に頼るのに抵抗がある方はストレッチやマッサージがいいかと思います。でも、薬自体は決して悪いものではないですので、我慢できない場合は使用してみてください。

肩こりに使用できる市販薬

【飲み薬】

痛み止め:イブ、セデス、バファリンナロンエースなど

ビタミン剤:アリナミン、キューピーコーワなど

漢方薬:葛根湯

【貼り薬、塗り薬】

バンテリンフェイタス、トクホン、サロンパス、点温膏など

 

使い分けは個人によると思いますが、

まず、ビタミン剤に即効性はないです。ビタミン剤は1回に吸収される量にも限界があり、その効果を示すまで継続的な使用が必要となります。ただ継続的に使用することで、肩こりが起こる頻度を減らしたり、症状が出たとしてもそこまでひどい症状にならないような予防的な意味合いが強いのではないかと思います。ただし、痛み止めとかを使ってもしばらく改善しても、また薬の効果が切れて痛みが出るようであれば、慢性的なもの(根本的なものを治す必要が出てきます。姿勢、筋肉の付き方、他の疾患など)になりますので、ビタミン剤の使用も効果的かと思います。

 

やはり即効性を求めるのであれば、飲み薬の痛み止め、塗り薬、貼り薬かと思います。

また漢方である葛根湯も有効とされています。痛み止めを飲むことに抵抗がある方はこちらをお試しください。

 

それぞれの体質に合った使い方が必要かと思います。

 

胃が弱い方:塗り薬、貼り薬、飲み薬の胃にやさしいやつ

併用薬が多い方:塗り薬、貼り薬

かぶれやすい方:飲み薬、塗り薬

塗り薬や貼り薬のにおいが気になる方:飲み薬

人目が気になる方:飲み薬

外出でよく日に当たる方:飲み薬

肩こり以外にも痛みがある方:飲み薬

洋服薬が付くのが嫌な方:飲み薬、貼り薬

患部をよく動かす方:飲み薬、塗り薬

 

ぱっと思いついたのが上記かなと思います。

 

個人的には胃が弱いとかがなければ飲み薬が手っ取り早いかと思っています。

実際に使う飲み薬や塗り薬、貼り薬は下記の記事を確認いただけたらと思います。

 

www.ytekiblog.com

www.ytekiblog.com

ただ、あくまでも痛み止めは対処療法といって、根本的なものがあった場合は、それを治すわけではないですので、その点をご注意ください。

病院に行った場合

病院に行った場合はどういった薬が処方されるのか。。

何かしらの原因疾患があった場合は、そちらに対する薬が処方されますが、肩こりに対する薬としては

 

ミオナール(GEあります)

デパス(GEあります)

 

この辺りかと思います。

もちろん痛み止めの飲み薬や貼り薬、葛根湯が処方されることもあります。

 

ミオナールデパスも緊張を和らげる効果があります。

ただし、どちらも眠気が出ることや、デパスに関しては依存が出る可能性が0ではないことがあります。

 

まとめ

・肩こりにも市販の痛み止めは有効で即効性がある

・痛み止めは根本的治療ではなく対症療法である

・ビタミン剤は即効性は期待できないが、予防的な意味合いが強くその面で効果的

・市販薬の使い分けは胃が弱い人、かぶれやすい人など体質や状況に合わせて選択

・病院に行ったら、肩こりに関する処方もある